Beep : ASCII 0x07 : beep.sys
cmd.exe で echo と入力したあと Ctrl+G キーを押すと
echo ^G
このように表示される。
ここで Enter キーを押して実行すると、ビープ音が鳴る。
Ctrl+G で入力した情報の実体は、 ASCII コードの 0x07 である。
これは、刻印文字ではない。 BEL である。ベルは、 Windows では Beep に相当する。
Windows の Beep は Beep.sys である。
これは、ドライバである。
Beep ドライバはサービスとして読み込まれている。
サービス名は beep である。
sc stop beep
を実行すると、 beep サービスが停止、 beep.sys がアンロードされ、ビープ音が鳴らなくなる。
sc start beep
とすれば、再び beep.sys がロードされ、ビープ音が鳴るようになる。
sc qc beep
で、 beep サービスの設定状態が表示される。
sc config beep start= disabled
で、 beep を Windows 起動時に読み込まないようにすることができる。
beep サービスの START_TYPE の初期値は、 SYSTEM_START である。
sc config beep start= system
でその初期値に戻すことができる。
sc queryex beep
で現在の beep 稼動状態 (STATE) を表示することができる。